Linux日本語環境とGrxUI

JavaかXの入力システムの不具合により、 Linuxの日本語環境でGrxUIを使用するとユーザーインタフェースの挙動が 遅くなる場合があります。 このような場合、ロケールを英語に設定することにより挙動を改善できます。

Linuxで現在のロケールを調べるには次のようにします。
$ set | grep LANG
日本語環境では、例えば以下のような結果が表示されます。
LANG=ja_JP.eucJP
次のように入力するとロケールが英語に設定されます。
$ export LANG=C

Windows環境でOpenRTM-aist-0.4.2とOpenRTM-aist-1.0.0を切り替えて使用する方法

Windows環境でOpenRTM-aist-0.4.2とOpenRTM-aist-1.0.0の両方をインストールしている場合 環境変数を切り換えて異なるバージョンのOpenRTMを使用することが可能です。
変更する環境変数は、PATHとRTM_ROOTの二つで、各変数の以下の部分を

C:\Program Files\OpenRTM-aist\0.4\
↑↓
C:\Program Files\OpenRTM-aist\1.0\
のように切り換えます。

具体的な切り替え方法は、以下の通りです。
  1. システムのプロパティダイアログ内の詳細設定タブを選択します。
  2. 環境変数ボタンを押下します。


図:システムのプロパティダイアログ

環境変数ダイアログの赤枠にある変数を上述の通り切り替えます。


図:環境変数ダイアログ

環境変数を変更したら、再び 「Visual C++ によるコンパイル」 からはじめて、リンク先にある通り改めてrtm_config.vspropsファイルをコピーしてから OpenHRPのバイナリコードを生成してください。
OpenRTM-aist-1.0.0から初めてOpenRTM-aist-0.4.2に切り替える場合は、
OpenRTM-aist-0.4.2のダウンロードページより OpenRTM-aist-0.4.2-jp_vc9.msi、ACE-5.6_vc9.msiを入手してインストールする必要があります。